ぽかぽか陽気の冬の一日、古いお札を納めに龍泉寺に行きました。最澄(伝教大師)や空海(弘法大師)も訪れたというお寺、すごいです・・
ぽかぽか陽気の冬の一日、古いお札を納めに龍泉寺に行きました。
龍泉寺は、尾張四観音、一で、正式名称:「松洞山 大行院 龍泉寺」といい、天台宗 山門派 比叡山延暦寺末になります。
本尊:馬頭(ばとうかんのん)観世音(秘佛)
三剣(熱田宮の八剣の内)
縁起:延暦14年(1164年前)最澄(伝教大師)熱田の宮に参籠(さんろう)中、龍神のお告げを受け、当地におもむき、当山下の泉(多々羅ヶ池_たたらがいけ)より出現した馬頭観世音と草庵を結んで安置、これが龍泉寺の名の起こりとされる。
そして空海(弘法大師)も又、熱田の宮に参篭のおり、八剣の内三剣を山中に埋納し、熱田神宮の奥ノ院とした。
その後、再三火災に遭い、現在に至る。
仁王門(中央)と多宝塔(左側)
多宝塔
鐘楼
本堂
真冬とは思えぬぽかぽか陽気に龍泉寺名物(?)にゃんこも気持ちよさそうにお昼寝中・・
本堂内・ご本尊は馬頭(ばとうかんのん)観世音(秘佛)
馬頭(ばとうかんのん)観世は六観音の一つで、六道それぞれの衆生を救う6体の観音。密教では、地獄道に聖(しょう)観音、餓鬼道に千手観音、畜生道に馬頭観音、修羅道に十一面観音、人間道に准胝(じゅんでい)または不空羂索(ふくうけんじゃく)観音、天道に如意輪観音を配する。ろっかんのん。