【阪急ツアー】 日本最古の都七福神めぐり 日帰り
平成31年(2019年)最初のブログは、縁起良く「七福神巡り」からです。
七福神巡りは全国各地にありますが、「京都の都七福神」は日本最古だそうです。
都七福神は、宇治の萬福寺以外は京都市内に点在しており、以下のマップのイメージです。
イラストマップ、各寺社のロゴ・案内など下記のURLより転載(一部加工)させていただきました。
~~~~ 七福神とは ~~~~
室町時代の末期の頃より生じ、特に農民・漁民の間の信仰として成長しました。
日本の神様のほか、中国・インドの神様が多いのが特徴です。
○1⃣布袋尊○
萬福寺の神。中国・唐の時代に実在した人物がルーツとされ、中国では弥勒菩薩の化現として信仰されています。
○2⃣毘沙門天○
東寺の神。北方の守護神、仏教を守護する神であり、毘沙門天を信仰すると十種の福を得るとされています。
菅原道真や小野道風も信仰していたといわれています。
○3⃣弁財天○
六波羅蜜寺の神であり七福神で唯一の女神。
水を神格化したものであり、言語や音楽の神として尊信されています。
また、金運・財運の神として福徳自在の御利益とされています。
○4⃣ゑびす神○
ゑびす神社の神。商売繁盛・旅行安全・豊漁などの守護神で庶民救済の神といわれています。
知恵を働かせ体に汗して労働に従事していれば必ずこのゑびす神が福財を授けてくれます。
○5⃣寿老人○
革堂(こうどう)の神。中国の孔子が天に昇ってなったという仙人の姿。
三千年の長寿を保つ玄鹿を従え、人々の難を払う団扇を持っていることから、福財・子宝・諸病平癒・長寿の功徳ありといわれています。
○6⃣大黒天○
妙円寺(松ヶ崎大黒天)の神。打ち出の小槌を持ち、笑みを浮かべる姿から福財の神ともいわれ、もともとは軍神でありました。
日本では福徳を重きにみて、商売繁盛の守り神とされています。
○7⃣福禄寿○
赤山禅院の神。南極星の精・泰山府君を人格化した神で、幸福・高禄・長寿の三徳をあたえられたとされ、商売繁盛・延寿・健康・除災を祈願します。
弥勒菩薩(布袋)坐像・・范道生作、寛文3年(1663)造立、木造、像高110.3cm。布袋は弥勒菩薩の化身といわれ、本山では弥勒仏とされています。布袋は名を契此(けいし)といい、南宋の高僧で、定応大師と号しました。
開梛(かいぱん)・・隠元豆(いんげんまめ)・西瓜(すいか)・蓮根(れんこん)・孟宗竹(たけのこ)・木魚なども隠元禅師から日本にもたらされたものであり、当時江戸時代の文化全般に影響を与えたといわれています。中でも中国風精進料理である「普茶料理」は日本の精進料理(禅僧が日常食する質素な食事)とイメージが異なっています。見た目も美しく盛りつけられる料理の数々は、高タンパク・低カロリーで栄養面にも優れ、席を共にする人たちと楽しく感謝して料理を頂く事に普茶料理の意味が込められています。
六波羅蜜寺は、西国観音巡礼17番札所でもあり、私が観音巡礼を始めたお寺でもあり、懐かしかったです。近くには、大谷本廟、清水寺、智積院、三十三間堂など多くの寺社があります。
弁財天(七福神の中の唯一の女神)が綺麗に写せました。
東寺では、「七福神弁当」をいただきました。(精進料理ではなく、普通のお弁当)
(神々) (お品)
- ゑびす神・・鯛・・・・商売繁盛の神
- 弁財天・・・花蒲鉾・・学問の神
- 寿老神・・・長老木・・長寿の神
- 大黒天・・・稲穂・・・開運招福の神
- 福緑寿神・・昆布巻・・防災の神
- 毘沙門天・・かずのこ・安産の神
- 布袋尊・・・利休麩・・縁結びの神
利休麩(りきゅうふすま)・・京のおせち料理のひとつ。
革堂(こうどう)行願寺のご朱印所は長蛇の列、西国観音巡礼19番札所でもあります。
JR名古屋駅西口(7:15集合/7:30出発)
東名阪⇒新名神⇒京治バイパス⇒(宇治)
◎萬福寺【布袋尊】 :30分 ⇒ ○六波羅蜜寺【弁財天】 :30分 ⇒ ○ゑびす神社【ゑびす神】 :30分 ⇒東寺【毘沙門天】 :50分
★東寺洛南会館(昼食) :60分
○革堂【寿老人】 :30分 ⇒ ○妙円寺【大黒天】 :35分 ⇒ ○赤山禅院【福禄寿】 :80分
京都東⇒(草津SA)⇒新名神⇒東名阪
JR名古屋駅西口(20:30着)
ツアー費用:7,777円