まほろば

神社仏閣巡り、季節の花、食べ歩きなど、日々の暮らしをゆる〜く綴ります。最近、古墳・お城・城跡にも関心があります。

歴史地理学(historical geography)とは?少しイメージが湧いたかな・・まさか、春日井市に蒸気機関車の展示場があるとは、夢にも思っていませんでした。

2017.10.31(火) 10月も今日で終わり、急に寒くなってきました。

今日の1コマ目はゼミ、年間を通して32コマのゼミ(演習)がある訳ですが、今日は7コマ/32コマ。来週で1st quarter が終了します。

私にとって「歴史地理学」という言葉はとても新鮮でした。歴史が好きだし、地理も好きなので、これらを結びつけて考える学問、ただ、空間(地理:Z軸)と時間(歴史:X軸)がなぜ対立するのか?ということは未だ分かりません。

理系にとって空間というと「Z軸」だと考えてしまいます。X軸は時間軸とする場合が多いので、イコール:歴史、これは良く分かるけど、空間(地理:Z軸)というと、単純に山の高さとかを考えてしまいます。

「どうも違うな・・」ということを感じています。

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歴史地理学(historical geography)

 空間を軸とする地理学と、時間を軸とする歴史学という対立関係を越えて、時間・空間を同格に併存させて取り扱う研究分野である。過去の特定の時代の空間パターンを分析したり、過去の物資の流通形態を考察するなど、地理学の方法論を歴史の分野に――または逆に――適用した学問である。
かつては、こうした方法論は歴史学の一分野とも捉えられていたが、20世紀になってドイツやフランスなどで歴史的景観の変遷が地理学の一分野で盛んになり、それが世界中に広まった。特に1960年以降の計量革命の影響も相まって、より複雑な空間分析が盛んになってきたが、一方で人間の歴史的な存在から、伝統的な人文主義地理学の考え方も残っており両者の融合が今後の課題ともいえる。
研究テーマの一例を挙げると、

  1. 街道の整備と城下町の発達の関係の分析
  2. 歴史的な町並みの成立経緯の研究

などが考えられる。
また、史料を扱う文献歴史地理学、考古学の領域である考古歴史地理学などにさらに細分化されることもある。

ウィキペディアより転載

 

 ゼミ担当教授の書かれた最新の本を教材にして5人のゼミ生が小セッションごとに毎週事前学習して発表、そして教授から直接解説いただく、毎週の予習は大変ですが、これ以上の環境はない有難い環境です。

 表題に、歴史地理について「少しイメージが湧いたかな・・」と書きましたが、実はあんまり分かっていません。来週で1st quarter を終える訳ですが、ある日、突然、分かってしまうという現象に期待したい・・無理だろうけど・・・

 

来週の私の課題は「蒸気船、蒸気タービン船による大西洋横断」です。

 

 CAACに四年も行っていると、少しは文系の人の考え方も分かってきました。「答えがいくつもある世界=人間社会」これは大事なことだなぁ・・

 よく政治家の方々が仰っているけど、そのうえで蒸気機関の仕組みを理解してない自分にすぐに気づき、まず蒸気機関のことを勉強しなければ・・と焦りました。

 

 春日井市蒸気機関車の展示場があることが今日分かりました。神社仏閣でも思ったのですが、地元にも素敵なところがいっぱいある・・

まさか、春日井市蒸気機関車の展示場があるとは、夢にも思っていませんでした。京都駅近辺にある鉄道博物館とか、大井川鉄道まで足を伸ばさないとダメかなと思っていました。

www.city.kasugai.lg.jp

 

 「デコイチ」が、「今にも動きだしそうな気配を感じさせる保存」されています。旧・国鉄出身者を始めとするボランティアの方々の努力の賜物です。

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  とにかくすごい迫力です。総重量、123トン、普通の車の100台分以上の重さ、凄いの一言。お正月に帰省する孫を連れてこよう・・・f:id:wa14007:20171031151735j:image

  動輪というのかな?蒸気の力って凄い・・123トンもの自分を動かしながら、客車や貨物を引っ張って走るのです。

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