「緑のカーテンの作り方」講座( ◠‿◠ ) ゴーヤの育て方
市の広報に「緑のカーテンの作り方」講座募集があったので応募したところ、見事、当選( ^)o(^ )、参加してきました。
Twitterより
ゴーヤは一度栽培に成功しているので、今回は復習みたいなもんです。
実は、毎年GW前に胡瓜、トマトなど植えているのですが、今年は気が向かず、何も植えず、時期を逸したと思っていたので、この講座はラッキーでした。
座学で、まず植え付けスケジュールを学びました。
なるほど、ゴーヤは6月末、というか、夏至(今年は6月22日)まで植え付け大丈夫みたいです。
次に「土づくりのしかた」について学びました。
ゴーヤに限らず、家庭菜園は「土づくり」が最も大切です。
- ゴーヤは酸性土壌が苦手なので、石灰を混ぜて中和する。
- 水はけを良くするためにプランターの底に小石(鉢底石)などを入れる。
- 十分発酵していない油粕や牛糞など有機肥料を使った場合、プランターの中で発酵が進むことがある。発酵の熱やガスで苗を傷めますので、十分に熟成したものを使う。
- ゴーヤなどのウリ科は、連作障害がある。
お勧めは、下記のように市販の「園芸用土」を使う方法です。
市販の「園芸用土」は肥料も入っていますが、これは1週間分くらいしかない場合が多いので、苗を植え付ける前に、肥料などをすきこんでおきます。(勉強になりました。市販の「園芸用土」を使うと、しばらくは肥料などいらないと思っていました。)
この講座では、すぐに植え付けられる「ゴーヤの苗」3本がもらえました。
この講座に合わせた訳ではないのですが、我が家は何も植わっていないので、すぐに植え付けることが出来ました。
30cmの間隔を空けるため、プランター 2ヶを使いました。
さて、今回、講師からお勧めのあった肥料について記述しておきます。
IB肥料
緩行性肥料(ゆっくりと溶け出して長く効いている)肥料です。使い勝手が良いので、露地・鉢植えでも使用されます。玉に瑕は少々値段が高い事です。
元は[IB化成S1号]との名称で、農協のみで販売されていましたが、現在では名称を色々と変えまして小袋に入れて販売されています。小袋に入りました分、手数が掛かる為にか割高です。農協(JA)へ行きますと、10kg袋が二千円代で購入できます。
この肥料には、苦土も追加さえておりまして、良いかと思いますが、N(窒素)に対してP(燐)・K(カリ)が多いので、果樹類には良いとしても野菜には少々物足りない時も有るとの思いと、高価な肥料となります。
HPには使用量の記載も有りますが、鉢植えの樹木では鉢の号数と同じだけの粒を与えると良いでしょう。(5号鉢なら5個)
臭いも無く、本当に使い勝手の良いものです。
ホームセンターでの販売品と、本来のIB化成S1号と同一かは見掛け上は判別困難と思います。
間違い無いのは農協での販売品です。
BMようりん
畑の肥料の中でも特に効果が高く、浸透率も高いようりんという成分は、様々なものの中でも特に人気が高いものです。この様なものを使用する時の手順としては、一般的に土の状態を良くならしてからが良いと言われています。そうすることで、成分の浸透速度を速めることができる他にしっかりと農作物を育てることができるために、良いと言われています。また、ようりんを使っているものはほとんどの場合において価格も安いものであるということから、できるだけ安い価格でより良い土壌を作るまたは保つという時でも使うことが可能になっています。
BMようりんのBはほう素(ボロンの頭文字)、Mはマンガン(マンガンの頭文字)をとって名付ています。
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- たっぷりの水とは、プランターの場合、底から水がしみ出るまで水をあげることです。
- 昼間の水やりは、葉が煮えてしまうため避ける。
- 葉が黄色くなるのは、水不足や肥料不足などが原因です。
- 旅行や外出などで水やりができない場合のために、自動水やり装置を付ける方法があります。簡単なものは、空ペットボトルのふたに穴をあけるか、市販の給水キャップを取り付けて、土に差し込むだけです。電気式の自動水やり装置や底面潅水できるプランラーなどもあります。
- 初期のつるは、次第に太くなるので、つるに結ぶ輪は十分ゆとりを持った大きさの「8の字結び」(上図参照)にします。つるがネットに擦れて傷つかないようにします。
- 誘引には、ヒモや園芸用結束テープなどを使います。
- はじめのうちは、子づるはななめ上へ誘引します。
- 本葉が7~8枚の頃に親づるの先端を摘心します。
- ネットからはみ出したつるは切ります。
ゴーヤの収穫を心待ちにして一所懸命、手入れします。
講座配布資料から転載しました。(春日井市環境部環境政策課環境企画担当発行)