まほろば

神社仏閣巡り、季節の花、食べ歩きなど、日々の暮らしをゆる〜く綴ります。最近、古墳・お城・城跡にも関心があります。

林ゼミ(歴史地理学)前半を終えて・・「神社とお寺の違い」少しは分かったかなぁ??(^^♪

  歴史地理学とは、「空間を軸とする地理学と、時間を軸とする歴史学という対立関係を越えて、時間・空間を同格に併存させて取り扱う研究分野」

 ・・何のことか良く分からず、興味だけで志願したゼミでしたが、ほんの少しだけ分かってきたような気がします。前半を終わるにあたり、成果を考えてみました。


 そもそも私の再入学の動機は、林先生が集団面接していただきました際、お答えしましたように「縄文・弥生時代を勉強(研究)したい」という漠然としたものでした。


 早いもので再入学後の一年はあっという間に終わり、「ゼミ」が始まりました。

「国際」と「地域」の二者択一。現役時代は国際関係に大いに関心がありましたが、退職後は興味を失ってしまいました。「地域」のことを学ぶのも悪くない・・そう思い、林ゼミに入れていただきました。


 ゼミテーマは、林先生の御本を読み解くことで、主に世界の港に関して「歴史・地理学的見地」から事柄をいっぱい学びました。発表準備で、毎週、大変でしたが、改めて思い起こすと、知的好奇心を十分満たすことができました。


 お寺とかに全く関心がなかった私ですが、急に関心が出てきて、結果的に「神社とお寺の違い」に疑問を持つようになりました。ゼミで、「歴史・地理学的見地」の考え方を勉強したお陰だと思います。まだまだですが、「歴史・地理学的見地」からその違いを考えることができました。 


 熊野には前から不思議な思いがありました。

 色んな宗教を結びつける巡礼路(ex.高野山真言密教伊勢神宮神道、京都・奈良:仏教)、 観音様のルーツ(補陀洛山寺)、 西国三十三ヶ所観音霊場No.1 青岸渡寺、 熊野に上陸し、奈良盆地邪馬台国を築いた(仮説)
  
 教えていただいた「歴史・地理学的見地」で考えていくと私の疑問も解けるような気がしています。
 短い時間でありましたが、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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