まほろば

神社仏閣巡り、季節の花、食べ歩きなど、日々の暮らしをゆる〜く綴ります。最近、古墳・お城・城跡にも関心があります。

【中部大学祭】 工法庵(くほうあん)と洞雲亭(どううんてい)というお茶室があります。「侘(わび)しい,淋(さび)しい・・寂(さび)しいの方かも?」日本語の奥深さ、この年になって少しは分かるような気がします。

2017.11.4(土) 中部大学敷地のほぼ中央部に工法庵(くほうあん)と洞雲亭(どううんてい)というお茶室があります。

大学祭のため、お茶室が一般開放されています。3年も通っていると大学の隅々までとはいきませんが、ま、結構詳しくなります。今まで中に入ってみたかったのですが、その機会がありませんでした。

 

工法庵・洞雲亭・爛柯軒 研究所・センター・施設 中部大学  より転載

 工法庵(くほうあん)と洞雲亭(どううんてい)は正門を入り、まっすぐ進んだ奥にあります。9号館の下を通り抜け、20号館北噴水池左岸の桜並木に沿った右手にある数寄屋造りの瀟洒(しょうしゃ)な梅見門をくぐり、池を渡って洞雲亭に到着。

工法庵はその奥。滝壺に接して建てられており、梅見門からすぐ左折して滝壺の飛び石を渡ってにじり口に至る露地もまた別にあります。
工法庵と洞雲亭の二棟の研究・調査・建設に、特定研究として、建築学科教授陣と卒業研究生参加の研究製作活動が行われた点で意義深いものがあります。
自然にすくすくと育った樹林に囲まれ、滝の音・せせらぎの囁きを耳にし、春に観桜、夏に水辺の涼を求め、秋は柿の実の熟す色に、冬は炉の暖に雪見障子を覗き、四季を鑑賞するゆとりを若者達は得るでしょう。また文化財遺産の中での茶の湯の味も格別です。茶道部の活動にも利用されるほか、学外の要望に応えて一般公開もしています。

 

 お茶は「たしなみ」として少し関心がありました。

若かりし頃、先生に教わったこともあります。信長にしろ、秀吉にしろ、お茶を好みました。殺傷に明け暮れたなか、一時のこころの拠り所だったのかな・・ 従って、平和な私には、お茶のこころは到底分かりません。

「侘(わび)しい,淋(さび)しい・・寂(さび)しいの方かも?」日本語の奥深さ、この年になって少しは分かるような気がします。

勿論、まだまだですが、美しい日本語が分かるようになりたいです。

f:id:wa14007:20171104181249j:plain

 さすが、人気のアトラクション、行列ができないよう30分ごとに予約券を販売していました。(¥300) いいアイデアです👏

f:id:wa14007:20171104181501j:plain

 お茶室全景、香川県小豆島から約40年前に移築したのだそうです。

f:id:wa14007:20171104181801j:plain

 

お茶会、開始です。和服、良いですねぇ・・・

f:id:wa14007:20171104182032j:plain

f:id:wa14007:20171104182128j:plain

 

お ま け

 うん十年ぶりに筆を握りました。研究発表展「書の世界」にて。

プロやセミプロから見たら「なんだ!これは・・・」と思うかもしれませんが、ほんとに、上手・下手はさておき、小学生に帰ることができました。

f:id:wa14007:20171104182516j:plain