観音菩薩の住処、補陀落(ふだらく)
2017.3.19(日) 気温が 18 ℃ まで上がった。絶好の行楽日和だけど、腰が痛いので日向ぼっこをしながら読みかけの本を読んでた。
補陀落(ふだらく)は、観音菩薩の住処、あるいは降り立つとされる山である。補陀落山とも称す。
伝説によると、インドのはるか南方の海上にあり、八角の形状をした山であるといわれる。興福寺の南円堂の円形はこれを模している。
玄奘は『大唐西域記』で、インドの南島に実在すると記している。その場所を特定しようとする試みや研究もあり、スリランカがあてられることもあった。観音信仰が隆盛になると霊地として「補陀落」の名称が各地で広まった。特に中国では現在の浙江省にある舟山群島を補陀落(普陀山)として遠隔地にまで観音信仰が広がった。
また、日本でも熊野や日光が補陀落になぞらえられ、信仰を集めた。なお、日光という地名は、補陀落~二荒(ふたら)~二荒(にこう)~日光となったという説もある。
中世には、観音信仰に基づき、熊野灘や足摺岬などから小船に乗って補陀落を目指す、「補陀落渡海」が盛んに行われた。
ウィキペディアより転載
読み終えたら観音様に会いたくなったので、白山観音にお参りに行った。
聖観世音菩薩
十一面観世音菩薩立像
梅がキレイ
高蔵寺もここから見ると結構、都会🏙だなぁ!
おまけ
聖観世音菩薩
聖観音(しょうかんのん)、梵名アーリヤ・アヴァローキテーシュヴァラ (梵: आर्यावलोकितेश्वर [Ārya avalokiteśvara]) は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。
「正観音」ともいい、六観音の一尊でもある。観音菩薩(観世音菩薩、観自在菩薩)像には、さまざまな形態のものがあるが、このうち、多面多臂などの超人間的な姿ではない、1面2臂の像を指して聖観音と称している。正観音と書くこともある。大慈の観音として、六観音の役割では地獄道を化益するという。もともとは「正法明如来(しょうほうみょうにょらい)」という仏であったが、衆生の救済のため人間界に近い菩薩の身となった。
三昧耶形は初割蓮華(綻び始めたハスの花)。種子(種子字)はサ(स、sa)、キリーク(ह्रीः、hrīḥ、フリーヒ)など。
真言は「オン アロリキャ ソワカ」
縁日は毎月18日であるが、特に7月10日は四万六千日と言われる。
ウィキペディアより転載